23日にアウェイ・札幌戦に臨む3位・磐田。プレーオフ進出を懸けた一戦であり、重圧も掛かるが、その中で岡田隆がチームを盛り上げている。
15日のホーム・山形戦(前節/0●2)では60分に投入され、左SBでプレー。本職はボランチながらそつのない動きを見せ、名波浩監督から「岡田を入れてからスムーズに人が動き出した」と評価を受けた。
79分にはアグレッシブに攻撃参加。エリア内で相手と接触し、あわやPKという場面も作った。主審にノーファウルと判定され、悔しさをにじませたが、「それを言っても仕方ない」と前向き。今季のスタメンはわずか3試合と出番は限られているが、常に準備し、チームを支えている。
札幌戦のポイントは「一番は気持ち」と言い切る。「どれだけ勝ちたいか。どれだけJ1に行きたいか。そういう気持ちがゲームにつながってくると思う。勝って3位を決めたい」と闘志を燃やす。
練習から人一倍声を出し、雰囲気を盛り上げる姿は今週も変わらない。その姿勢がチームのパワーとなる。
(磐田担当 南間健治)
2014/11/21 16:02