9日、神戸は関西ステップアップリーグで関西学生選抜と対戦した。
リーグ規定により、「交代が6人までしかできないので、ゲームをやらせたいと思う選手にやらせた」(安達亮監督)と、サブメンバーが主体となって戦い、3-1と勝利した。試合後、指揮官は、「前半あれだけ圧倒してるので、もっと得点を取らないといけない。ただ、(トップと)同じコンセプトでずっとやってきているので、良い形を出したシーンもあった」と反省と収穫の90分を振り返った。
特に魅せたのは、勝ち越し弾を決めた大屋翼。CKの流れから、密集の外でドリブルした大屋は左足でシュート。敵も味方も釘付けにするループシュートを鮮やかに決めた。
「トレーニングでやっていたシュート練習の形だった。イメージ通りですね」と、アーティスティックな一撃にご満悦。ただ、「あまりに綺麗に入りすぎて、(周りが)静かになってしまった…」と苦笑い。持ち前のワンポイント・ボケで和ませた。大屋は「ラスト3試合、しっかりやってきたい」と言葉は少なめ。ただ、力強い眼差しで、残り1ヶ月を切ったシーズンを見据えた。
(神戸担当 小野慶太)
2014/11/10 07:00