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　J1第31節・仙台戦を2日後に控えた31日、宇佐美貴史がナビスコカップのニューヒーロー賞を受賞した。

　「僕自身が若いということを確認するいいきっかけになる」と更なる飛躍を誓った背番号39は、賞金50万円と、スポンサーでもあるヤマザキナビスコ社の製品も1年分ゲットした。「チップスターも好きですし、リッツも好きだし、オレオも好きなので、食べ過ぎて太ってサッカーに支障をきたさないように食べていきたい」とユーモアたっぷりにスポンサーへの感謝を口にした宇佐美だが、チームメイトからは、「『おめでとう』と『お金（賞金）をよこせ』と、恐喝されました（笑）」（宇佐美）という声がかけられたという。

　もっとも、宇佐美の賞金の使い道は、「貯蓄です。僕の懐には入らないから」と妻帯者らしい答え。兄貴分の岩下敬輔も、「あいつ、嫁さんがいるからねえ。独り身なら『お前、使えよ』って言うんだけど」と理解を示していた。