今節の甲府戦に出場すれば、J1通算100試合出場となる扇原貴宏。「イバさん(新井場徹)みたいに400試合以上出ている人もいる。特別、何とも思わない」と話すも、試合そのものについては、「今年の成績が左右される一戦。ホームなので引き分けでもダメ。しっかり勝ちたい」と強い決意を込めた。
試合展開としては、「堅い守備で粘り強い戦いが相手は得意だと思うので、そこをどうこじ開けるか。全員でアグレッシブにゴールに迫る迫力を出したい。厚みのある攻撃を仕掛けていきたい」と話す。
また、扇原は現在、累積警告が3枚と、出場停止にリーチがかかっている。今回は2度目のため、次に警告をもらえば2試合の出場停止となり、チームにとって大きな痛手となる。「2試合出られないと、シーズンも終わってしまう。(警告を防げるように)意識はするし、できる限りのことはやりたい」と、残留争い直接対決の激しき中でも、不要な警告は避けるプレーを心掛けることも誓った。
(C大阪担当 小田尚史)
2014/10/30 15:44