前節の北九州戦(第36節/1△1)で今季2得点目を、「苦手」とする頭で決めた小野寺達也。ただ、FW顔負けの得点にも、「(反響は)特にはなかった」そうだ。
自らのゴールが勝利につながらなかったことに加え、周囲のリアクションの薄さに若干、悲しそうな表情を見せた小野寺だが、昨日(14日)のブラジル戦で幼馴染みの小林悠(川崎F)と麻布大淵野辺高校時代の同級生である太田宏介(FC東京)がスタメンを飾ったことには「かなり刺激をもらった」という。
頻繁に連絡を取り合う小林が決定機を外したことに関しては、「あれを決めていたらいろいろと変わったと思う」と残念そうに語ったが、その一方でやはりカナリヤ軍団から受けた衝撃は凄まじかったらしく、「ブラジルも、ネイマールも凄い。やっぱり強い!」とやや興奮気味に話した。また、同じポジションのルイス・グルタボが目に付いたようだが、プレーが参考になるというよりも、「ああいう(働き蜂)タイプと組みたい」と思いながら見ていたようだ。
(栃木担当 大塚秀毅)
2014/10/15 16:42