先週は関西ステップアップリーグ・京都戦(3○0)や、来日中のベトナム代表との試合(5○1)を行いながら調整を行った神戸は、14日、オフを挟み、J1第28節・徳島戦へのトレーニングを開始した。
二つの試合で攻守に精力的な動きを披露した杉浦恭平は、「残り7試合、自分としてもチームとしても毎日を大切に準備したい」と意気込む。今季は絶妙な裏抜けが際立っているが、「自分の特長と理解してる。チームには出し手が多くいるし、走ればボールが出てくる。相手より2~3歩早く動くことを考えてます」と話した。
そんな杉浦も、パパになってはや1年5ヶ月が経過。コミュニケーションを取れるようになってきた我が子について、愛情たっぷりに話す。「おもしろいっすよ。(話すことを)すこし分かってますね。早いみたい(笑)」。子煩悩の世界にどっぷりと浸っているようだ。
2列目のポジション争いは熾烈。だが、「自分のスタイルをやり抜きたい」と視界は良好。足元の優れた技術も駆使しつつ、杉浦はチームの上位進出に力を注ぐ。
(神戸担当 小野慶太)
2014/10/15 07:00