15日の天皇杯準々決勝・G大阪戦で、今井智基と高瀬優孝の“中央大コンビ”が両SBを務める可能性が出てきた。両者が同時に先発出場するとなれば渋谷洋樹監督の初陣となった4回戦・愛媛戦(2○1)以来となる。
対戦相手のG大阪は「攻撃陣は両サイドハーフも含めて強力で、SBも上がってくる」(今井)上に、パトリックを筆頭にサイドに流れてのプレーを得意とするFWもいる。高瀬は「パトリックはこっちのサイド(大宮の左サイド)に流れてくることも多い。動き出しが良くて、SBとCBの間とかを狙ってくる」と警戒を強めた。
サイドを使いながら決定的な仕事をこなすFWはパトリックだけではなく、リンスの名前も挙げられる。ダメ押しゴールが多いことから付いた異名・“仕上げのリンス”のネーミングセンスには両者とも「うまい」と舌を巻いていたが、ピッチ上で遅れを取るつもりはない。完封勝利という仕事をキッチリ仕上げたいところだ。
(大宮担当 片村光博)
2014/10/14 18:05