天皇杯準々決勝・千葉戦を3日後に控えた12日、C大阪は舞洲グラウンドで熱の入った練習を行った。
その中で、先月末に全体練習に復帰した安藤淳も、試合出場へ向けて準備を整えている一人。「けがで離れていた分、コミュニケーションを取りながら、感触を確かめた。大熊さんになってから試合をしていないので、チームのやり方を吸収するように心がけた」と話す。
千葉戦に向けては、「最近の千葉の調子はいいように思う。一人で打開できる選手もいるし、個々のレベルも高い。相手がJ2、ということはカップ戦に関しては関係ない。去年までJ2でやっていた僕が一番分かっている。相手がどこであろうと、気を引き締めてやりたい」と気持ちを高める。
出場すれば、対面でぶつかることになる千葉の中村太亮は、京都時代のチームメートでもある。「テクニックがあるし、ずる賢さも持っている。クロスにしてもFKにしても、左足のキックの精度が高い」と評した上で、「なるべく右で蹴らせるように持っていきたい」と対策を練っていた。
(C大阪担当 小田尚史)
2014/10/12 15:50