残り8試合となったが、まだまだ多くのチームにプレーオフ圏に食い込むチャンスがある状態。これからは1点が勝負を分け、勝点で並べば得失点差を左右することになるが、最後の最後では運を味方にできるか、という部分もある。
「自分たちでそれを引き寄せることができると考えることも大事。ただ、それには、小さいことをおろそかにせず、苦しい時にも常に前を向くことが必要」と小野剛監督。 前節の北九州戦(0●1)では渡大生にドリブルで持ち込まれたが、逆転勝ちした岐阜戦(3○2)でもカウンターから失点した。そのことについても「必要だから今起きている」と言う。
「大事なことに気付きなさい、というメッセージがそこにはあると思います。ボールを保持する時間が増えてきたからこそ、そういうメッセージをキャッチする感性を持っていないといけない」
ラスト8節、全ての経験を力に変えていけるか。
(熊本担当 井芹貴志)
2014/10/02 20:02