5日、選手不足が深刻な清水に新たな助っ人(?)が登場した。
この日は15分間のみの公開練習だったが、その15分間でひときわ目についた人こそ齊藤俊秀エスパルスアンバサダーだった。96年から06年までの11年間、清水でプレーし、J1リーグ戦244試合出場。昨年13年に藤枝MYFCで現役生活を終えたが、1年のブランクを感じさせない動きで、選手たちと走り回っていた。
大榎克己監督は「11対11で練習をしたかったから」と理由を説明。選手だけでは紅白戦も組めないため、「日曜日に日本代表OB戦をやっていて、コンディションを整えていた」という齊藤さんに白羽の矢がたったようだ。練習後の監督会見で、齊藤さんの復帰について問われると、「復帰? フリーだから登録しちゃおうかな?」(大榎監督)と笑顔で答えていた。
(清水担当 田中芳樹)
2014/09/05 18:06