8月にチームに加入したウーゴは第29節・讃岐戦(1●2)で初出場を果たしたが、インパクトを残す活躍を見せられないままチームも敗戦。岡山デビューは残念な結果に終わった。
もっとも、来日してまだ間もないウーゴは、チームにフィットするために懸命に練習に取り組んでいる。「自分が理想とする体調には届いていないが、練習することで良くなってきていると感じているし、チームメイトみんなが僕を助けてくれている。今はまずチームに貢献できるんだということを日々の練習で形として見せたい」。
ピッチ上だけでなく記者陣にも誠実に応じる好漢は、「日本の選手たちはものすごくプロ意識が高い。すごくいい勉強になっている。この先も長く日本でプレーしたい」と、Jリーグで成功したい気持ちが強いことも語った。
今シーズンは残り3か月。ウーゴの挑戦は始まったばかりだが、決して多くの時間があるわけではない。3チーム目のJクラブとなる岡山で成功を勝ち取るため、ウーゴは必死に汗を流している。
(岡山担当 寺田弘幸)
2014/09/05 07:00