2日、3日に行われるナビスコカップ準々決勝第1戦・G大阪戦を控えた神戸は、非公開で最終調整を行った。
GK山本海人にとって、敵将の長谷川健太監督は清水時代の恩師にあたる。長谷川カラーの浸透度合いについて話を聞くと、「切り替えの速さには色が出てますね」と指摘。
さらに、「清水時代よりFW2枚は守備をさぼってるが、そのぶん、二人には攻撃力がある。C大阪戦(J1第22節/2○1)ではカカウ、フォルランに同じように苦しめられた。DFとボランチ、CBとSBの距離感をコンパクトにして、数的優位で戦えるようにコーチングしたい」と意気込みを語った。
また、G大阪との2試合は、今季初となる森岡亮太が不在の試合。左SBとして安定感のあるプレーでチームを支える橋本英郎は、「他の人が出て違うサッカーを出せればいいし、彼が外国人(助っ人)のように戻ってくれば力も上がる」と独特の表現でチームのポテンシャル開花に期待を寄せた。
神戸の知性派二人は、クレバーに、G大阪との一戦目に照準を合わせている。
(神戸担当 小野慶太)
2014/09/02 19:24