3日のナビスコカップ・浦和戦で日本代表に招集された水本裕貴の代わりにディフェンスラインに入る宮原和也は、「今は試合するたびにいろいろ経験することができるんで、その経験を活かして明日の試合もやりたいです」と、意気込みを語った。
試合は各所でマッチアップが明確になることが予想される中で、宮原と多くマッチアップしそうなのが“ユースの先輩”柏木陽介だ。「面識はないんですけど、ずっとプレーを見てきた選手です」と話す宮原は、先輩に堂々と向かっていくつもりでいる。
「フリックとかは巧いと思うんで食いつきすぎないようにしないといけない。でも、行ける時はどんどん行きたいです。そんなに足は速くないと思うけど、足元は巧いし、左足も危ない。柏木君を自由にさせなかったらけっこうデカいと思うんで、しっかりと抑えたいです」。
広島ユース出身者が敵味方に入り乱れる今対戦だが、プロ9年目の柏木と1年目の宮原の対決は非常に興味深い。
(広島担当 寺田弘幸)
2014/09/02 17:59