今週末の30日、ナビスコカップを含めて今季3度目のさいたまダービーが行われる。報道陣も「大宮戦」というよりは「ダービー」という聞き方になるが、「特に何もないっすよ」と笑いながら答えたのはMF関根貴大。
ただ、いまは何もなくても、下部組織のころは意識が強かったという。「トレセンとか国体で同じチームの選手が相手になるし、中学とか高校の時は意識していた」。そして強く意識していた理由は、「勝たないとサッカー以外で優位に立てないから(笑)」。
大宮にはジュニアユース時代から凌ぎを削り、U-19代表ではチームメートのMF大山啓輔がいるが、彼が試合に出ていない上、ほかの選手とは知り合いではないだけに、まだ当時のような気持ちにはならないようだ。それでも「プライドの勝負になるし、負けられない。サポーターのためにも勝ちたい」と勝利を誓った。
(浦和担当 菊地正典)
2014/08/26 19:04