登録が遅れていたジョルジ・ワグネルが、23日の今節・清水戦から出場できることになりそうだ。21日の練習では右MFと右ボランチとしてプレー。日本でのプレー経験が長かったこともあり、すでにチームメイトの名前もほとんど覚え、日本語で指示を出す場面も見られた。
最近、17時前後から練習が始まることの多いため練習が終わる頃にはすっかり日も暮れてしまうのだが、夏休み期間中と言うことで練習見学に訪れるサポーターのなかには子供たちの姿もかなり多く見られる。練習が遅くなっても、ずっと待っている子供たちに対して、ジョルジ・ワグネルは丁寧に応対するため、さっそく子供たちの人気は高い。
今後、終盤戦を迎えるにあたり、けがや出場停止など予期せぬアクシデントがチームを襲うだろう。そうしたとき経験豊富でさまざまなポジションをこなせる大ベテランが後ろに控えているのは非常に心強い。優勝請負人として名高い左足のスペシャリストがいよいよ鹿島の深紅のユニフォームに身を包む。
(鹿島担当 田中滋)
2014/08/23 13:40