21日、アジア大会に臨むU−21日本代表メンバーが発表され、鹿島アントラーズからは植田直通が選出された。大会に向けた意気込みを聞かれると植田は迷うことなく”優勝”の二文字を掲げた。
「選んでもらったことはうれしいですけど、選んでもらっただけでは何の意味もない。その中で全試合スタメンで出場して、前回(2010年・広州)も優勝してるので僕たちも優勝しか見ていない」
これまで年代別日本代表の中心選手として活躍してきた植田。U−17W杯(2011年・メキシコ)にもレギュラーCBとして出場しており、リオで行われるオリンピックだけでなくロシアでのW杯でも活躍が期待される。日の丸をつけて戦うことについての自覚は十分。表情も変えずに力強い言葉を残した。
「自分が思っているのは、命懸けるくらいの気持ちでやらないといけないと思ってる。自分が持ってる力を全部出せればいいなと思います」
鹿島のレギュラーCBとして経験を積んできただけに、その成果を大会で見せたいところだ。
(鹿島担当 田中滋)
2014/08/22 19:27