前節(J1第19節・清水戦/0-1)、移籍後初出場を果たしたエステバン。練習では「Go Go!」「Back!」と英語で積極的にコーチングをする場面も目立ちはじめた。「ピッチ外でも周りの選手が優しくしてくれて、ピッチ内でのプレーのやりやすさにも影響している」と、コミュニケーションやコンビネーションは時間が経つごとに向上している。
スペイン語が母国語のエステバンだが、通訳のルイスとはポルトガル語でコミュニケーションをとる。更に「少しなら英語も話せます」と、複数の言語を使いこなすクレバーな選手だ。「ニホンゴハ、ワカラナイ」と日本語で答える場面もあり、コミュニケーションに必要な簡単な日本語なら話せる様子。
余談だが、スペイン語とポルトガル語は類似点も多いと聞く。ルイスに尋ねてみると「スペイン語で話していても少しは分かります。ただ、家族間で話すような早口の会話は全然分かりません」という。似ていると言われる言語でも違いは大きいようだ。
(徳島担当 柏原敏)
2014/08/15 12:48