瀬沼優司が14日、清水に合流し「(期限付き移籍していた)栃木は自分にとって大きな経験をさせて頂いた」と、まず感謝の気持ちを述べ、続けて「オレンジのユニフォームを着ることができてとても幸せだなと思う」と話した。
瀬沼は12年のナビスコ杯準々決勝第2戦・名古屋戦(○4-3)で特別指定選手としてプロデビュー後、わずか4分間でゴールを決め、また、次の出場機会となったJ1第27節・仙台戦(○3-1)でもゴールを決めた。
清水に戻る決意をしたのは、まさにこの2年前の活躍だった。「もう一度あの感覚を取り戻したい」という気持ちが、決断を後押しした。ただ、この結論に至るまでに、あまりにも迷って体調を崩したこともあったようだ。しかし、清水で再出発をはかるにあたり、「試合に絡むためには汗かき役でも、つぶれ役でも何でもやる。でも、FWなので、心の中では結果を狙いながらやっていきたい」と、すでに試合に向け気合いが入っていた。
(清水担当 田中芳樹)
2014/08/14 17:33