攻守におけるハードワークを求める日本代表の新たな指揮官ハビエル・アギーレ。
メキシコ人監督が就任会見で求めた攻守の献身さを、G大阪で最も体現しているのが阿部浩之だ。長谷川健太監督も「去年に比べてブレークしたと言える。いまのキレなら代表に絡んでもおかしくない」と話す。
毎試合、圧巻の運動量で右サイドを上下動し、さらにフィニッシュにも絡むチーム得点王(6点)は、「代表は目指しているし、招集されれば嬉しいが、代表を意識しすぎて自分のプレーが出来なくなるのは嫌」とキッパリ。持ち前のハードワークぶりについても「いまのサッカーでハードワークは当たり前。それプラス、点やアシストに絡みたい」と意識の高さを見せている。
小柄だが当たりも強く、攻守で動ける背番号13にメキシコ人指揮官が注目しても、それは決してサプライズではない。
(G大阪担当 下薗昌記)
2014/08/12 19:02