昨年6月までG大阪にレンタル移籍(マジョルカからの期限付き移籍)でプレーしていた家長昭博は、当時、長谷川健太監督が期待をかけていた一人。
それだけに、今季2回目となる大宮との顔合わせでも指揮官が警戒するのは気まぐれなレフティーだった。「家長は敵にすると嫌ですね。大宮の試合を見ていても、彼が中心だし、大宮のリズムを変えている」(長谷川監督)。J2を戦っていた昨年のリーグ戦前半には1得点にとどまった家長ではあるが、今季はすでにリーグ戦で4得点。「去年はうちで1点しか取っていなかった選手がもう4点も取っている(笑)。積極的にFKも蹴っているし、そんな積極性は去年の前半にはなかったんだけど」と指揮官はチクリ。
今季は敵と味方という立場ではあるが、ずば抜けた才能を持つと評価し続けた家長はやはり今でも気になる様子だった。
(G大阪担当 下薗昌記)
2014/08/06 21:44