ここ3試合で8失点と、大宮は守備の安定感欠如が成績不振に直結してしまっている。同じ形のクロスからの失点も続いていることも含めて、立て直しが急務だ。今節の相手・仙台はクロス数がリーグトップクラスのチームで、なおさら注意が必要になる。
現在のチームで守備の舵取り役を務める和田拓也は「最近は押し込まれてから(セットしている状態で)上げられても、(クロスから)結構やられている」と指摘。特に「内側に入られてペナルティーエリアの角から上げられている」ことを挙げて、クロスを簡単に上げさせてしまっている現状の改善を誓った。
31日の練習で主力組のCBに入った横山知伸は「守備面でクロス対応の練習もしているし、一人ひとりの意識は上がっていると思う」と語る。菊地光将の負傷により最終ラインのメンバー構成は流動的だが、誰が出てもクロス対応が最重要課題の一つであることは間違いない。
(大宮担当 片村光博)
2014/07/31 18:07