左右のSBをこなす神戸の高橋峻希は25日、第17節・G大阪戦へ向けて、「(阪神)ダービーなのでノエスタは盛り上がる。それに応えるために勝利をつかみたい」と意気込んだ。
その高橋は、G大阪の右SB米倉恒貴と昨季まで千葉で一緒にプレー。神戸は昨季のJ2で米倉に2アシストを許すなど、苦い記憶を刻まれている。高橋は米倉を評し、「クロスが良い。もとは攻撃の選手だし、思い切りの良さが特徴。攻撃面はすごいので、気を引き締めたい」と警戒。その上で、「ガンバは攻撃陣が脅威だけど、(失点)ゼロに抑えることにもこだわりたい」と闘志を燃やした。
23日の第16節・横浜FM戦(1△1)は、後半に入り前線の運動量が低下。高橋は「苦しいときにどれだけやれるかで勝負が決まる」とチームにハッパをかける。第15節・鳥栖戦(0●1)を含めタフバトルを2試合続け、疲労の蓄積は気掛かりだが、「そんなことは言っていられない。気持ちで走り抜きたい」と一蹴。気合十分でG大阪を迎え撃つ。
(神戸担当 小野慶太)
2014/07/25 17:33