前節・磐田戦(2○1)は、ヤマハスタジアムでの18年ぶりの勝利となった東京V。その磐田戦で先発し、チームを勝利に導く得点も奪った下部組織出身の若手である南秀仁、杉本竜士の活躍は、多くの若手選手にとって良い刺激になったようだ。
中でも、同い年の田中貴大にとって、より強い刺激になったという。
「ジュビロ戦を見て悔しさのほうが大きかった。同い年の二人の活躍は余計に悔しい。でも、自分はいま積極性が足りていない。プレーはボールを失わないように大事にしているだけ、良い意味でもっと『ミスしていいや!!』と思うくらい積極的にしかけて自分の良い部分である攻撃的な部分を出したい」(田中)。
その悔しさを力に変え、いつか田中のクロスに二人が合わせてゴールを奪い、3人で喜び合う――。そんな姿を見る日を楽しみにしているサポーターも多いはずだ。
(東京V担当 柴原貴彦)
2014/07/22 17:26