8日、永井謙佑の期限付き移籍期間延長が正式に決まった。
永井は2013年にベルギー1部のスタンダール・リエージュに完全移籍し、同年の夏場に名古屋へと“レンタルバック”。今年6月までの契約だったものの、この日の2部練習後に来年1月31日までの延長期間でサインを交わし、「正式に決まったし、まずは結果を残せるように」と気持ちを新たにした。
中断期間に導入された新システム[3-4-2-1]では、頂点に入る永井。よりスピードが生かされるようになったポジションで、コンディションも一気に上向いている。とりわけFW陣は玉田圭司とケネディが負傷しているため、「(FWとして)期待に応えないといけないし、そのチャンスでもある。ゴールだけはこだわってやりたい。数字は気にしていないけど、点を取らないと勝てない」と決意を語った。
序盤戦は15位と苦しんだ名古屋。反攻を期す新しいチームにあって、「チームも変わろうとしているし、自分を変えられるチャンスでもある」と、永井は自身の反攻も誓った。
(名古屋担当 村本裕太)
2014/07/09 01:59