8日に加入が発表されたチョ・ウォニ。すでにチームの練習には合流しており、8日の紅白戦では2本目でドラガン・ムルジャとともに主力組に入った。ただ、まだ合流して間もないこともあって、あくまで様子見といった具合だった。
大熊清監督は紅白戦でチョ・ウォニを主力組に入れた意図について「なるべく日本のサッカーのスピードとかにキチッと慣れるために」と説明。その上で「フィジカルは強いんだけど、前に出て行って(スペースを)空けてしまうところがある。そういうタイプなのは予想どおり」と冷静にプレースタイルを分析した。
12日に行われる天皇杯2回戦・ヴァンラーレ八戸戦には出場できないとはいえ、リーグ戦再開に向けてはチョ・ウォニを戦力として計算できる状態にしておきたいのは間違いない。「周囲と連動していくにはフィット感が必要」(大熊監督)。今後は練習試合などを通して、フィット感を上げていくことになりそうだ。
(大宮担当 片村光博)
2014/07/09 01:54