斉藤和夫監督代行にとって、今節・大分戦は監督代行として指揮を執る最後の試合となる。関塚隆監督の就任に伴い、以降はテクニカルダイレクターの職に戻って再び強化に携わることとなる。
大分戦に向けて斉藤監督代行は「勝ちたいだけ」と勝利への渇望を口にした。「この前(前節・松本戦)で勝ち点をロスしたというか、本当は勝ち点6を取って次(関塚監督)に渡したかった。だから、半分は絶対に取りたい」という言葉からは、“代行”として少しでも良い状態で次の指揮官へとバトンをつなぎたいという強い思いが感じ取れる。
敵地・大分で勝利を収め、リーグ前半戦の勝ち越しを決めた上で関塚監督に後を託す――。いま考えられる最良のシナリオを実現するために、チームは大分へと向かう。
(千葉担当 片村光博)
2014/07/03 22:42