17日、山本康裕が新潟の練習に合流。いきなりのハードな二部練習も、最後までタフにこなしていた。
出場機会と成長のために、新天地を選んだ山本。「ほかのクラブだったら行かなかったと思う。柳下(正明)監督だから来た」。磐田ユースのころからプロ意識を叩き込まれ、また一番怒られた監督だという。「10代のころ、弱気なプレーが多くてよく怒られた」と苦笑いする。
柳下監督は「推進力がある。左右両足のミドルパスとシュートがあり、試合のリズムを変えられる選手」と山本を評価。主に攻撃面で期待を寄せている。また背番号は、磐田から引き続き23番。「福西(崇史)さんからいただいた番号だし、新潟では違う番号にしようと思ったけど。やっぱり愛着があるので」と、選んだ理由を明かした。
来年1月末までの期限付きとなるが、「(気持ちの面で)磐田に戻るというわけでなく、ここで結果を出すことが大事だと思っている。持っている力を最大限に発揮したい」と活躍を誓った。
(新潟担当 野本桂子)
2014/06/18 16:52