第15節・山形戦(0●1)での問題行為により、2試合の出場停止処分が下っていた城後寿だが、今節から出場停止が明けるため、復帰する。自らも今回の件については猛省しており、試合直後には山形側の関係者へ謝罪に向かい、出場停止の期間中もクラブハウスの清掃を行うなど、城後なりに反省の気持ちを行動に示してきた。
復帰に際して城後は地元紙の記者に「ツラい気持ちもあったと思うが?」と問われると「別に自分はツラくなかった」とキッパリ返答。というのも「自分がああいった行為をしたことで福岡の関係者、山形の関係者に迷惑をかけてしまった」と周りへの思いがあったからだ。
「自分なりに反省してきたつもりだし、これからの行動が大事になってくる。失った信頼はピッチでしか取り戻せない。自分たちは子供たちに夢を与える仕事をしているし、それを見せる義務が自分にはある。そういう姿を見せたいし、ゴールという形でまた自分のことを応援したいと思ってもらえるように頑張りたい」と、これからを見据えていた。
“言うは易し行うは難し”。それは城後自身が分かっているはず。今節・東京V戦での城後に期待したい。
(福岡担当 杉山文宣)
2014/06/12 21:49