14日に対戦する京都には、現在J2のトップスコアラーである大黒将志がいる。その得点能力の高さは誰もが認めるところで、今回の対戦で最も注意すべき選手の一人であることは間違いない。
山口智にとっては、かつてともにG大阪を優勝に導いたチームメートとの対戦となる。「いまはJ2で(得点ランク)トップですよね。それだけ取れるということは力がないと無理なこと」と称賛した上で、「何も考えていないようですごく考えているヤツなので、駆け引きでは負けたくない。そういうのを楽しみながらできれば良い」と意気込んだ。
G大阪ユース出身の大塚翔平は「ユースにいたときに練習参加して、何回か来てくれたことは覚えている」と回想。「動き出しもシュートの質も日本一うまい選手だとずっと思っていた。見本となるような選手だった。やるからにはゴールを取って、少しでも対抗できれば」と、その憧憬を語りながらも闘志を燃やしていた。
(千葉担当 片村光博)
2014/06/11 18:40