過去に所属した選手たちから手痛い“ご恩返し”を食らうのは、G大阪の風物詩的光景だ。J2を戦った昨季も、第4節の熊本戦で矢野大輔に許した失点をきっかけに痛恨の引き分け。0-3の完敗を喫したアウェイの千葉戦でも大塚翔平と山口智にそれぞれゴールを割られてきた。
そんなイヤなジンクスについて問われた指揮官は「そうですねえ。元ガンバの選手は頑張って来る」と苦笑い。長谷川健太監督自身も、こうした傾向は認識しているようで、「(新潟戦でも)最後に岡本(英也)君がビッグチャンスを決めていたらイヤな流れだった。でも、この間は岡本君に点を取られなかったので、変な流れは断ち切れたと思っている」。
仙台には武井択也と佐々木勇人の“元ガンバ組”がいるが、彼らが出場した場合は、ジンクスをめぐっての攻防も見どころになるのは間違いない。
(G大阪担当 下薗昌記)
2014/03/14 19:17