東京Vには今季から新しいブラジル人選手が日本人選手とともに切磋琢磨し、成長している。少しカカに似ているDFギリャルメと手足の長いMFニウドだ。三浦泰年監督は、ニウドのことを「頑張り屋で責任感が強い」と話す。
「初めてブラジルを出て、最初は時差がつらかった」と、ニウドは来日直後を思い出しながらコメントする。そして、「ブラジルはボールが走るが、日本は選手が走る」(ニウド)と日本のサッカーとブラジルのサッカーの違いを感じている。
さらに、手応えについては「ボランチで出場していて攻撃時に前に行き切っているのはうまくできている部分」とコメント。逆に課題については、「(前節・)湘南戦(0●1)もプレッシャーに遅れてカードをもらった。スピードを上げたい」(ニウド)という。
ブラジル代表選手を輩出してきている東京V。もしかしたら今後同じように、ニウドがセレソン・メンバーになる可能性がないとは、誰も言い切れないだろう。
(東京V担当 柴原貴彦)
2014/06/05 18:56