昨季J1第33節・川崎F戦(0●1)で左ひざ前十字じん帯を損傷し、全治6カ月と診断された土岐田洸平が、着々と回復中だ。今週から部分合流を果たしており、「6カ月という期間をナメていた。こんなにキツいと思わなかった」と笑顔を見せる。
最もツラかったのは年末年始の約3週間に及ぶ入院期間。筋トレだけの2カ月間は不安しかなかった。自慢の腿周りは一時は7cmもサイズダウンしたが、辛抱強く治療。「最後の筋力測定では左足のほうが強かった」。
そして、「家族にもトレーナーにもグチを言いながらリハビリした。半年間本当にお世話になった」と言いつつ、主戦場である右SBでの岩武克弥のブレイクについて「誰にも相手にされなかったけど、僕は開幕前から予想していた」と得意げに語る。「ボールの回し方や作り方が自分と似ている」と評する若き後輩を見守ってきたことを明かした。
土岐田が戦線復帰すればチームの活性化は間違いない。頼りになるムードメーカーの帰還が待たれる。
(大分担当 ひぐらしひなつ)
2014/05/27 20:32