4月6日に左鎖骨骨折し、全治8週間の診断を受けた舩津徹也。一時は左腕を吊る痛々しい姿も見せたが、現在は対人プレー以外はほぼこなせるようになり、今週から少しずつ全体練習に参加している。その舩津にこの日、危機が訪れた。
サイドでクロッサーを担当しているとき、中央からスピードに乗った浮き球が飛んできた。一瞬ヒヤリとする周囲。しかし舩津は何事もなかったように胸でトラップし、クロスを上げた。
しっかりと右胸を出して左鎖骨をかばってはいたが、一つ間違えば……と心配せずにはいられないプレー。それでも本人は「ボールが飛んできたときは、右なら大丈夫と思っていた。基本的にはあまりやるなと言われていたが、仕方ない」と、その後もう1本飛んできたボールも右胸でさばいていた。
牛乳とヨーグルトでカルシウムを摂取し、さらに吸収を良くするために青魚も食べているという舩津。完全合流は、左鎖骨が完全接合する再来週以降の予定だ。
(山形担当 佐藤円)
2014/05/15 23:17