神戸は13日、リーグ戦中断前の最後の試合となる第14節・清水戦への練習を開始。主にフィジカルトレーニングとなったが、チームからは活気だけがみなぎった。
前節・甲府戦(1○0)で負傷交代した河本裕之も、この日の練習をすべて消化。負傷箇所について、「(車の)ベンツのマークみたいだった」と、想像するだに恐ろしい形容でケロッと語り、大事には至らなかったとのことでサポーターにとってはうれしい報せに。そして、「良いサッカーをして勝たないと、(中断期間中に)モヤモヤが残る」と、チームの総力で清水戦に勝利したい意気込みを伝えた。
また、最近は持ち味の“裏抜け”で攻撃をけん引する小川慶治朗は、「W杯メンバーの発表は良い刺激」と笑顔をこぼし、かつての戦友・大久保嘉人の代表入りに喜びと負けん気をのぞかせた。甲府戦は、「“耐える”ってことでみんなが一つになれた。一つになると苦しくない」と、つかみ取った勝ち点3を誇らしく語り、「勝ち以外を目指す試合はない」と、清水戦への強い士気を話している。
(神戸担当 小野慶太)
2014/05/14 11:38