高瀬優孝が好調だ。11日に行われた新潟との練習試合(45分×2・3○2)では、0-2の後半から出場して3アシストを記録。チームを逆転に導いた。「もともとムラのあるタイプなので、良いときは良い」と謙遜気味に語る高瀬だが、最大値の高さは大きな魅力だ。
課題となっていたクロスの精度も向上の兆しを見せており、「やっぱり自信かな」とメンタル面の好転をポイントに挙げる高瀬。「いまはSBには厳しい状況だけど、それでも自分が出たらどんどん前に行ってみたい」という前向きな姿勢は頼もしい。
シーズン前のキャンプ中に胃腸炎になってしまうなど、不運もあった。しかし、「本調子はいま」と語る現在の高瀬は勢いにあふれている。13日の練習からも体のキレは随所に感じられた。まずは出場機会を得るため、猛烈なアピールを続けていく。
(大宮担当 片村光博)
2014/05/14 01:12