清水は今節の結果次第で首位に立つ可能性がある。条件は以下の通り。
6位・清水が首位鹿島に勝った上で
(1)2位・神戸が7位・新潟に負ける
(2)3位・鳥栖は4位・広島と引き分ける
(3)5位・浦和が13位・横浜FMに負ける
そうなると、勝ち点19で鳥栖、清水、新潟が並ぶ。ここから得失点差を考えると、鳥栖は引き分けなので、得失点差は+9のまま。現時点で清水は+3のため、
(4)清水が鹿島に6点差以上つける(6点差の場合は総得点で鳥栖に上回らなければいけない)
という条件も加わる。複雑になるため新潟の得失点差は考えないことにするが、清水が首位になる条件はかなり厳しい。ただ、清水の最多得点試合は98年2ndステージ第4節・福岡戦の6-0。逆に鹿島の最多失点試合は95年サントリーシリーズ第13節・平塚戦の0-7。希望がないわけではない。
しかし、「試合に勝って1位になればもちろんうれしいが、リーグ5連続完封勝利ができればそれは1位に値する」とアフシン・ゴトビ監督は慎重だった。
(清水担当 田中芳樹)
2014/04/28 20:47