Jリーグの選手・監督がプレミアリーグを語る連載企画『俺のプレミア』。今週は川崎Fの大卒ルーキー谷口彰悟選手編をお送りする。──
谷口イチ押しのヴィエラ。96年~05年までアーセナルに所属し、03-04シーズンには無敗優勝を飾った
――プレミアリーグの魅力は?
「プレミアはやっぱりプレーが激しいしみんなが闘う。こういう印象を前から持っています。そういう試合が多い中でも、アーセナルのようにコンビネーションの連続できれいに崩していくチームがあったり、個の力で押し出していくチームがある。パワープレーをやるようなチームもある。ストークとかもそうですね。だから、見ていて面白いですよ。どの試合もいろいろなサッカーがあって、それによっていろいろな“味”がある。これが魅力だと思っています」
――プレミアリーグはいつごろから好きになって、見始めているのですか?
「マンチェスター・ユナイテッドやアーセナルが昔、強かったじゃないですか。マンUにファン・ニステルローイやベッカムがいたころです。アーセナルにはアンリやヴィエラがいて、無敗優勝をしたときですね。その時期がすごく好きでした。中でもヴィエラは本当に好きですね。彼が一人いるだけで全然違うというか。守備もできるし攻撃もできる。無敵じゃないですけど(笑)、『すげえな!』と思って見ていました。ヤヤ・トゥーレはマンチェスター・シティに来てからですね。バルセロナのときもうまいと思っていたんですけど、シティに来てからより自由にやれる感じがします。あれだけ身体能力が高いのに足元の技術もあって、本当にすごいなと思います」
(エル・ゴラッソ本紙4/25・4/26号より)
(BLOGOLA編集部)
2014/04/25 17:48