国立競技場は間もなく東京五輪に向けた改修工事に入るため、サッカーの試合がこの“聖地”で行われるのは5月6日の甲府vs浦和が最後。クラブはこの一戦に合わせて[SAYONARA国立競技場サンキューチケット]を2枚限定で売り出していた。
問い合わせはあったとのことだが、一人39万円という強気の価格設定もあり、成約には至らず。クラブはサービスの内容をややシェイプアップした上で[SAYONARA国立競技場サンキューチケット バージョンⅡ]を売り出している。サンキューの気持ちはそのままだが、ペアで39万円、半額という大変お得な(?)価格になっている。
記念チケットの目玉は、聖火台点灯セレモニーへの参加。大観衆を前に、自らトーチを持って聖火台に点灯できるという特典が付いている。しかし聖火台の使用料、トーチのレンタル費用といった“聖火関連費用”は馬鹿にならない。このチケットが売れない場合は、聖火点灯そのものがなくなる可能性もあるとのことで、販売努力のセイカが問われるところだ。
(甲府担当 大島和人)
2014/04/22 20:24