前節・長崎戦(2●5)。5失点を喫したこともあり、中盤の守備強化の狙いから武田英二郎が第4節・磐田戦(3△3)以来の先発となる公算が高くなっている。
昨季、鳥取に所属していた武田にとって、讃岐といえばJ2・JFL入れ替え戦で苦杯をなめた因縁の相手。しかし、武田は「特に気にしていないし、自分は思い切ってやるだけ」と意に介していない様子だ。
開幕から未勝利の讃岐が相手だが、「千葉のときに6連勝していてそのとき、最下位だった岐阜に連勝を止められた経験がある。勝ちに飢えたチームにしかない強さみたいなモノもある」と警戒を怠らなかった。
17日の練習ではGK清水圭介を相手に、ミドルレンジからの無回転シュートを連発。百発百中と言っても過言ではないほどの成功率で見事に枠に飛ばしていた。「ミドルレンジも無回転も自信はあるし、キックは自分の持ち味。パスよりもシュートの意識でやっているし、前を向いてゴールが見えれば入るんじゃないかと思って蹴れているので、積極的に狙っていきたい」という武田の無回転ミドルは炸裂するか注目だ。
(福岡担当 杉山文宣)
2014/04/18 22:45