先週末、J3リーグは第5節を迎え、Jリーグ・アンダー22選抜(J-22)はYS横浜と対戦。J-22にとって初の関東でのゲームに、鹿島からは小泉勇人と宮内龍汰の2選手が招集、ともに後半から出場した。後半途中に激しい雷と雹に見舞われるというアクシデントがありながらも、前半と後半に1点ずつを加えたJ-22が2-0で勝利した。
「初招集のやりにくさを感じながら自分のプレーも納得のいくものではなかったけど、勝ったのは良かった。しっかり追加点も決めたし、これからもチームの勝利に貢献できるようにしたい」
そう振り返った小泉だが、雷により二度も試合が中断したため、「体を冷やさないように動かしていたのだけど、入ってすぐに中断、入ってすぐに中断と3度あったので難しかった。貴重な経験ができたと思う」と、コンディション維持の難しさがあったことも明かした。
2試合連続での出場になった宮内は、前節・秋田戦の経験を生かしてプレーできたのかと思いきや、「時間が短くて自分的には納得していない。何もできなかった。雹が降って中断もあったけど全然ダメだった。途中からボランチに入ったのだが、試合の流れに付いていけなかった」とのこと。
「プレスが速いときにはダイレクトでFWに当てようと考えていたんだけれど、ボールをもらう前の判断が良くなかった。鹿島でやっていてもそれが足りないなとは思っていて、またあらためて強く感じた」と、プレス対応で改善の必要があることを再確認したようだ。
今季から結成されたJ-22だが、試合に出ている選手たちは自身の課題を感じ取り、成長につなげようとしていた。
(鹿島担当 田中滋)
2014/04/11 14:20