トップ下として先発出場を続ける町田也真人は、ここまで無得点。「也真人がよくボールを受けて真ん中に相手が集中して、そこから出してヤザ(谷澤達也)が1対1でしかけて…とか、そういった特長を出せるようになってきている」(山口慶)とその働きは評価されているが、一つ結果が欲しいのはチーム全体に共通する思いだ。
ただ、得点への意識が強過ぎている場面も散見されたからか、プレッシャー軽減のために町田をイジるチームメートも。連勝効果による雰囲気の良さもあり、山口慶は「あとは也真人が点を取れば…(笑)」と本人をチラ見しながら3度繰り返し、高木駿はとおりがけに「まあでもあとは僕が点を決めるだけです」とささやいた。町田は「そのとおりっす」と苦笑しながらも、心なしかリラックスした感もある。
そして、町田の得点意欲は真剣そのもの。「起点になることは継続しつつ、ボールが来たときに沈められるようにしておかないといけない」と意気込んでいる。
(千葉担当 片村光博)
2014/04/10 21:28