「関根(貴大)を見ていると昔を思い出す」。そう話したのは宇賀神友弥だ。2日のナビスコカップグループリーグ第2節・大宮戦(2○1)で自身のポジションである左サイドでプレーしたルーキーの関根について宇賀神は、「積極的にプレーしていたし、危機感を感じる。負けていられない」とライバルとして認めた。
また、自分の若手時代を思い出し、「僕はできなくて当たり前だと思っていた。そのぶん、怖いモノは何もなかったけど、ロビー(ポンテ)に怒られていた。『全部100%でやるな! 周りが付いていけない』って」と笑いながらかつての10番、ロブソン・ポンテ氏との思い出も話した。
「もっとガムシャラにやらないといけないとも思うけど、それだけじゃない。攻守においてうまくバランスを取りながらやりたい」と話した宇賀神。そんな彼に「そこは負けない?」と問うと、「そこで負けたら僕は出られない(笑)」。スタメン出場するだろう仙台戦、宇賀神は経験から来る“違い”を見せてくれそうだ。
(浦和担当 菊地正典)
2014/04/03 19:08