4月2日にナビスコカップ初戦・鹿島戦を迎える鳥栖。その試合のメンバーは大幅に入れ替わりそうだ。
そこで今季公式戦初出場の可能性が高くなっているのが小林久晃だ。チーム最年長のCBは今季ベンチにも入れず、練習の紅白戦ですらメンバーに入れない日々が続いていた。しかし、自身で「コンディションは今までにないくらい良い」と話すように体はキレている。
「個人的には紅白戦にも入れない時期もあったし、練習試合でもまだ90分やっていないけど、その中でも自分がどれだけできるのか楽しみ」と経験豊富な小林らしく不安材料があるのは理解した上でいまの状況を前向きに捉えている。
CB陣の序列を考えると鹿島戦での結果は小林にとっても今後を占う上で重要な一戦。「こういう試合で自分の存在価値を示さないといけない」と自身の置かれている立場の厳しさは理解している。それでも「そういう部分を楽しみに変えたいし、緊張するような歳でもないから。ま、見ててくださいよ」と小林は笑顔で締めた。
(鳥栖担当 杉山文宣)
2014/03/31 19:20