失意の開幕戦から3日が経ち、選手たちはすでに前を向いている。今季から副将を務める大岩一貴も「もっとチームに勢いをもたらすプレーをしたい」とチームの改善に意欲的だ。
大岩にとって、今節迎える岡山戦は特別な一戦。今季岡山に期限付き移籍で加入した林容平とは中央大時代のチームメートで、当時は主将と副将、そして守備の要とエースという関係でもあった。そして「プロに入ってからもよく連絡している」(大岩)という間柄だ。
「日程が発表されたときに、(林と)『マッチアップしてえな』と話していた」と大岩。この試合は中央大時代のチームメートたちも観戦予定とのことで、「まだ試合で実現するかは分からないけど」と前置きした上で「ずっと楽しみにしていた」というこの対戦を心待ちにしている。
林との対決を制すれば、自ずとチームも勝利に近付くだろう。互いに特徴を知り尽くした盟友とのバトルは、白熱必至だ。
(千葉担当 片村光博)
2014/03/06 05:01