いよいよ今週末、讃岐のJリーグ元年が始まる。
その讃岐で今季、キャプテンとして開幕を迎えるのがDF野口遼太だ。野口自身にとっても今季がJデビューイヤー。それに加えて身を置くのは地元・香川県のクラブだ。さまざまな特別な思いが重なる開幕戦になることは間違いない。しかし野口は「(開幕戦への)緊張感はある。でも、それは良い緊張感」と話し、新たなステージでの船出に胸を躍らせる。
そんな野口の今季の個人目標は「けがなく、1年間をフル出場すること」。累積警告が増えがちなDFというポジションではシーズン全試合フル出場を果たすのは簡単なことではないが、野口はそこにも持論を持つ。
「僕の中では警告をもらうプレーは、守備がうまくないということ。クリーンな駆け引きの中でどれだけ相手を抑えるかが守備の楽しいところ。自分はそういうところも追求していきたい」。
“クリーンファイトでクリーンシート”。それが開幕戦で野口の最も目指すところだ。
(讃岐担当 松本隆志)
2014/03/01 04:02