2年ぶりのJ1開幕戦が近付いてきた26日午前の練習中に長谷川健太監督が、久々に選手たちにカミナリを落とした。
11対11のゲーム形式ではあるものの、単なる紅白戦というよりはフィジカル面を上げるためにハードに自らを追い込むことも目的としていたトレーニングで、開始からわずか3分も立たないうちに指揮官は選手たちを集めて円陣を組んだ。指揮官は厳しい表情で選手たちのヌルい入りを指弾した。
「頑張りましょうね、と言っただけですよ。大阪人は怖いのでキツく言えないですよ(笑)」。そうおどけながら番記者たちを煙に巻こうとした指揮官ではあるが、熱血的な指導はチームを勝利に導きたいがゆえ。
そんな長谷川監督の熱さを真っ正面から受け止めたのが愛弟子の岩下敬輔だ。
「もう僕は慣れています。一緒にずっとやっていますから。締めるところは締めないといけない」(岩下)。
2年ぶりのJ1開幕に向けて次第に、緊張感も高まってきた。
(G大阪担当 下薗昌記)
2014/02/27 23:48