9日、DF吉野恭平の広島への完全移籍および東京Vへの期限付き移籍が発表された。吉野はCBやボランチなど守備的なポジションの選手で、先のAFC・U-22選手権にも出場していた若手の有望株。
9日の練習後に取材に応じた吉野は「素直に完全移籍で獲ってくれるほど広島が評価してくれたことうれしい。でも本当に必要な選手ならば今季ヴェルディでプレーしていない。だからまずはここヴェルディで(広島の)レギュラーを争える力も付けないといけない」と話した。
昨季は主に3バックの一角やボランチでリーグ戦9試合に出場。まだまだプロの舞台でコンスタントに実力を発揮できるほど、試合経験を積んでいないため、本人は「J2で試合経験を積むことは大事」と気を引き締めた。
「ヴェルディのJ1昇格のために力を尽くしたい。個人としてはステップアップするためにやるべきことをやっていきたい」。
新たな境遇で迎える新シーズンに向けて、リオ五輪世代は飛躍を誓った。
(BLOGOLA編集部)
2014/02/09 22:42