準々決勝で敗退したAFC・U-22選手権に参戦していた吉野恭平がオマーンでの激闘を振り返った。
吉野は主にボランチのポジションで、グループステージ第2節・クウォート戦を除く、計3試合に出場。同世代のアジアのレベルを痛感したという。
「(セントラル方式の)五輪予選を想定する意味でも良い経験になった。(準々決勝で敗れた)イラクはフィジカルも強いし、足元のテクニックも優れていた。豪州の球際やスピードは日本で感じられないモノだった」。特にイラクは2013年開催のU-20W杯トルコ大会出場権を懸けたAFC・U-19選手権でも敗れた相手。
吉野は「日本がこれから一回りも二回りも成長しないとリオ五輪の予選でも同じ形でやられてしまうと思う」と危機感を募らせる。6大会連続の五輪予選突破のために、まずは個々のレベルアップが不可欠だろう。「攻撃でもっとトライしないといけない」。オマーンでの苦い経験を積んだ吉野は、攻撃面のレベルアップを見据えた。(写真・文:郡司聡)
(BLOGOLA編集部)
2014/02/09 22:42