大分ユースOBの先輩である松原健とともに、U−21代表に選出された為田大貴。「チームで試合に出続けていれば代表に呼ばれるチャンスはあるとわかっていた」と、頼もしく持ち前の強気の姿勢を見せた。
だが、「当面は目の前の天皇杯に集中したい」とのこと。「お金の話になってしまうけど、あとひとつ勝てば賞金圏内。経営難のクラブに少しでも貢献できれば」と、生え抜きらしい配慮も口にした。
今季はサイドでもプレーし、J1各チームの経験豊富なプレーヤーとマッチアップを通じて、自身でも成長できたと感じている。「守備よりも攻撃面での収穫が大きい。球際での間合いや駆け引きなど、学ぶところが多かった」と言う。
(大分担当 ひぐらしひなつ)
2013/12/13 00:27