出番はいきなりやってきた。それでも、いつもと変わらず。いや、福岡在籍時代よりもアグレッシブに守備をして、チャンスへとつなげた選手がいた。
その選手とは、栃木の山形辰徳選手です。
右SB赤井秀行選手の負傷により、22分に急遽ピッチに入ることになりましたが、それを感じさせないプレーを披露していました。昨季まで慣れ親しんだスタジアムにアウェイチームの選手としてプレーした感想を山形選手は、「雰囲気の良いスタジアム。懐かしく、楽しかった。ただ、勝てなくて残念」とコメントしていました。
かつて福岡に所属した選手が敵チームとして活躍するのは複雑ですが、元気な姿を観るとうれしくもあります。このほか、今回の栃木には、松田浩監督(この試合はベンチ入り停止だったけど)、上野優作ヘッドコーチ、そして大神友明GKコーチなど、福岡にゆかりのあるスタッフも多数。彼らの元気な姿に、昔を懐かしむ福岡サポーターも多かったのではないでしょうか。
(福岡担当 荒木英喜)
2012/10/16 15:15